2020年9月の発売以来、SMB-01Lは多くの国の音楽賞を受賞し各国のレビューサイトでいくつもの最高評価を獲得、世界最高のヘッドホンとして数多くのサウンドエンジニアがこのSMB-01Lを愛用している。
これまでPHONON製品は数多くのエンジニアに愛されてきた。SMB-02ではThe New York Timesにて「神の聖杯」と称えられ、MOBILE HI-FI PHONE 4000ではPHONONサウンドを可能な限りコンパクトにし出先で使用できるヘッドホンとして生産が終了した今でも再販の声が届くほどである。
なぜPHONON製品がここまでプロのエンジニアや音楽家から愛され続けているのか?それはこれまで全てのPHONON製品の開発を取り仕切ってきた、ISAO KUMANOを抜きにしては語れない。
長年マスタリングエンジニアとして第一線のアーティストの楽曲に携わってきた彼が自らの音を探して始まったPHONON。そんな彼の感性を存分に納得のいくまでチューニングを重ねた製品が通常の製品の様に計算値から設計製造された製品とは一線を画すサウンドを実現している。
その効果は絶大で製品全体で一貫して実現している、かつてない空間再現力とスピード感は他のサウンドメーカーが絶対に行わないチューニング手法を取り入れた音質追及の結果が今の大きな評価に繋がっている。
そんな彼が2020年9月に発表した、これまでの音質技術の集大成と位置付けた製品がSMB-01Lである。目指したのはスタジオラージモニターサウンドをヘッドフォンで実現すること。採用された50mmドライバーにより自然体な低音と高い解像度による立体的な音質を実現している。フラットなバランス構成により生の音質を求めたフラッグシップモデルではあるが、広いダイナミックレンジによりハイレゾ帯域までを十分カバーし、映画製作やFPS等の耳を有する現場において更なるクオリティを実現する事だろう。
全てのプロフェッショナルに向けて制作されたSMB-01Lは瞬く間に業界の話題をさらい国際的な音楽賞をいくつも受賞することになる。ここではその輝かしい実績をまとめたのでご覧いただきたい。
Germany「Best of EAR IN 2021」
ドイツのヘッドフォンマガジンEARIN 「Best of EAR IN 2021」にて、「Pro-Mastering(kopfhorer)ヘッドフォン」部門を受賞。
同時にMUSICLIFE ML-2も同誌で高評価を頂き2製品が表紙を飾ったこともセンセーショナルだった。
レビュー評価点が5から1の点数の中、1に近づくほど高得点の中でSMB-01Lは1.3というほぼ最高に近い評価点を獲得し「Best of EAR IN 2021 Pro Mastering Kopfhorer(プロ・マスタリング・ヘッドフォン)」を受賞したのだ。
「SMB-01Lは、PHONONが音の面でトップリーグにいることを示しています。」
この言葉が裏付けるようにPHONONが世界で通用するのではなくトップにいることを証明する形となった。
同じくドイツのトップ音楽楽器関連サイトbonedoにて、Mijk Van Dijk氏による「SMB-01L」の詳細なテストレビュー(5/5)が掲載された
「SMB-01Lは、ヘッドフォンのトップリーグで完璧なサウンド」
「非常に鮮やかで詳細なサウンドイメージ、そして高域は透明度が高く非常にクリア」
と素晴らしいレビューを頂きなんと最高評価の5つ星を獲得する事となった。
SMB-01Lの高解像度性を高く評価した嬉しいテストレビューとなっている。
フランスのオーディオ専門オンラインマガジン「ON-Mag」がSMB-01Lを小型のUFOと揶揄すると同時に究極のオールラウンダーと01Lを評価。
「悪魔のように音楽的」と最大級の賛辞と共に5点満点中4.5点という高評価を頂いた。
密閉型と開放型の両方の性質を持つ当機の2重人格性も高く評価している。
しかし悪魔のように音楽的というのは何とも01Lを説明するうえで的確な言い回しだと感じる。
広いダイナミックレンジと高解像度性が今まで聞こえなかった音を見逃さず的確にレスポンスしてくる。
この「悪魔のように音楽的」という言葉は、01Lを初めて耳に装着した瞬間の事を思い出した印象に残る言葉だった。
Audirvana CEO ダミアン・プリソン from Paris
Audirvanaの CEO ダミアン・プリソンが自身の言葉で記事にした01Lのレビューはオーディオ品質に厳しい彼が「本物のハイエンドオーディオシステム」だと驚いたというからこちらも驚きだ。
フランスの高音質再生ソフトであるAudirvanaはコンピューターベースの高品質デジタル音楽の完全性を維持し、再生時に絶対的な透明性を保つことを念頭に2011年にパリで設立したソフトウェア会社。
そんな世界中で愛されているAudirvanaの CEO ダミアン・プリソンが本機を手放しに称賛した記事が投稿されたのだ。
これまで数多くのオーディオ機器をAudirvanaのサウンドシステムでチェックしてきた彼をもってしても本機の完璧な再現性に鳥肌が立ったと記事にしていた。
システムを経由してのデジタル音楽の再現性に対し、完璧に近い反応制度を見せるPHONON製品がいかに現代的で機能的な製品であるかが理解できるレビュー記事となっていた。
England 「The Vinyl Factory」
英国で唯一の大手プレス工場として運営しているThe Vinyl Factory。ビートルズ、ピンクフロイド、セックスピストルズなど、歴史上最も象徴的なレコードをプレスしたプレス工場として世界中で認知されているThe Vinyl Factoryが監修している雑誌The Vinyl Factoryにて同誌が選ぶベスト・ミッドレンジ・ヘッドフォンに本機が選ばれたことも記憶に新しい。記事によると、
「Phonon SMB-01Lは、オーディオファイル・レベルのサウンドに真摯に取り組んでいます。このセミオープン型50mmドライバーのヘッドフォンでは、ほとんどスタジオのようなリスニング体験が期待できます。また、Phononはこれらのヘッドホンを様々なリファレンスマテリアルに対して広範囲にテストしました。その結果、どのようなジャンルを聴いても、非常にアコースティックでバランスのとれたサウンドプロフィールを実現しています。また、SMB-01Lは大型のハイエンドオーディオモニターシステムをイメージしたチューニングが施されています。」と01Lの性能を高く評価した。
このように世界マーケットで機能しているようなメディアにも01Lの評価は届いている。
Japan 『VGP2021 SUMMER AWARD』
なんといっても2021年に受賞した国内最大級を誇るオーディオビジュアルアワード『VGP2021 SUMMER AWARD』では並みいる超大手メーカーを抑えての金賞を頂く結果となった。
日本国内においてオーディオビジュアル機器の魅力を熟知した評論家と全国の有力販売店による、プロの厳正なる審査によって、“絶対買い”のプロダクトが選出されるという。
テレビからプロジェクターやスマートフォンにいたるまで様々な機器が並ぶ中、密閉型オーバーヘッド型ヘッドホン(7.5万円以上10万円未満)部門にて見事、金賞(最高賞)を頂いたのだ。更には他3製品(SMB-02、SMB-03、ML2)も同時受賞するという快挙。
この時まで国内より海外での評価が先行してきたPHONONにとって、この機器が打ち出した製品力が真に日本を代表するサウンドメーカーとしての立ち位置を確立したことに他ならない。
ミュージシャン / 作曲家 / 音楽プロデューサー
Frank Wiedemann (Ame, Howling, Innervisions, Bigamo)
音楽プロデューサー シカゴのSHIRKスタジオを運営しているサウンドエンジニア
Stephen Shirk (SHIRK Studios in Chicago)
ミュージシャン / 作曲家 / 音楽プロデューサー
Reinhard Vanbergen (Rheinzand, music for dreams)
プロデューサー・DJ
J.A.K.A.M. (JUZU a.k.a. MOOCHY / NXS /CROSSPOINT)
アーティスト・サウンドプロデューサー・トークボックスプレイヤー・DJ
JUVENILE